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<<< まちを元気にする達人たちFILE025 宮岡 厚 >>>
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北区十条にあるいちょう通りが鮮やかな黄色に色付いて、素晴らしい秋晴れの日でした。天気とは裏腹に社長の宮岡厚さんからは、「「ものづくりの達人」としての取材の主旨から言うと、うちの会社は合致しないのでは…」と控えめなコメントを頂いていたので、少々こちらとしても戸惑う面もあったのですが、訪ねさせて頂きお話を伺わせて頂くと、なんとポンポンと斬新なアイデアが溢れる情熱的な方で、世界でもここしか持っていない特許技術があったのです。 ■この仕事を始めたきっかけ 先代のお父様が17年前亡くなり、それで急遽事業を継ぐことになったそうです。それまでは会社を継ぐということを考えていなかったので、本当にはじめはかなり戸惑われたとのことでした。 ■仕事を進めていくうちに… 急速に工業発展していくうちに、「大量生産」という波に否応無しに流されて、中国生産品が出回るようになった事をきっかけに、宮岡社長は事業の見直しと方向転換を余儀無くされたのです。 その結果「時代のニーズに合せた商品開発」と「独自性」を追求するということに行き着かれ、宮岡社長のアイデアが活きていたのです
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10年程前より、東京都立産業技術研究所の塗装実験室でアドバイスを受けつつ、何度も実験を重ねてこられました。様々な試作の中で失敗と成功をくり返し、出来た「モノ」が超極細繊維(マイクロファイバー)で織った布を、ブラシやローラーの表面に巻きつけた画期的な塗装用ブラシは商品化されたとの事でした。宮岡さんの強力な協力者は、東京都立産業技術研究所に在籍されている「木下稔夫さん」。先任者は「鈴木雅洋さん」だったが、今現在は都庁勤務になられたとの事。宮岡さんは「二日後に実験するので見ますか?」と誘って下さった。わたしは「ぜひ!お願いします。」と二つ返事でお受けした。何でも「漆(うるし)」を研究されている方らしい。
■商品製造を北区内にある「あゆみ会」 |
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取材・文 福田 理恵 |
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